光ファイバー通信はどのように実現されているのか見てみましょう
光ファイバー通信に使われる光がどのような光でもいいというものではなく、正弦波状のものでないと、上手に伝えることができません。時系列によって波長が変化するのではなく、どこを取っても同じになっている光のことを、コヒーレント光といいます。光ファイバー通信に使われる光は、このコヒーレント光を発することのできるレーザーです。コヒーレント光はラジオの混線がなくす効果を持ち、光ファイバーの場合には、受信感度が高いというメリットがあります。
光ファイーバーの材料に多く使われている素材が石英ガラスです。石英ガラスは光の損失を少なく抑えることができるもので、石英ガラス特有の損失を改善する製造法が開発され、損失がさらに縮小されました。これによって、光ファイバーなら問題なく長距離間の通信ができる仕組みです。設計するにしても、中継器を置く必要がなくなり、経済的にもなっています。
多重化とは、規則に沿ってデータを並べ、順番に送信していくことです。光ファイバー通信の場合には、一度に送信するデータ量が大きいという特徴があります。異なる波長を運ぶ方法が波長分割多重方式、周波数の軸上で多重化するものが周波数分割多重方式、時間軸上では時分割多重方式、ケーブルの光ファイバー心線数を多くする方式が空間分割多重方式といわれるものです。
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